春の訪れを告げる回遊魚サワラが、瀬戸内海で近年にない大漁となっています。
過去１０年間の平均と比べても４倍以上多く、漁業者からもうれしい悲鳴が上がっています。
サワラは和食の基本的な素材のひとつで、焼き物、吸い物などなくてはならない存在といえます。

別名は「カラスガレイ」、脂の多い白身魚です。
焼き魚やフライ、ムニエルにすると美味しく、近海物の新鮮なものなら刺身が絶品です。
また、回転寿司の縁側と言ったらこのカレイの縁側が使われていることが多いですね。

この時期の楽しみ、『時サケ（トキシラズ）』。
その筋子は秋鮭の筋子とはまた違った味わいです。
未成熟でツブも小さいのですが、ほどよい塩味と甘み、 プチプチっとした食感がたまりません。
暖かいご飯が欲しくなる逸品です♪

３月から５月に釧路沿岸部で採れる、若く、やわらかい昆布は「早取刻み昆布」と呼ばれ人気があります。
この「早取り刻み昆布」の特徴はなんといっても、シャキシャキとした食感とほのかな磯の香りです。ドレッシングやめんつゆをかけてサラダとしてはもちろん、炒め物にしても美味しく頂けます♪

石狩湾のシャコ漁は春と秋の年２回行われています。春のシャコは産卵期にあたるため、子持ちのメスがお薦めです。
春シャコは、脂がのっていて甘みもコクも申し分ありません。
今が旬の「春シャコ」、見た目で苦手な人も味は間違いので是非お試し下さい。