愛媛近海のイサキを一本釣りにして船上ですぐに活〆にしました。
白身の刺身と言えば、平目、タイ、シマアジなどが有名ですが、イサキの刺身もこれらに勝るとも劣らない美味しさです。
淡白でコリコリとした食感、そして皮目の赤色と身の白身のグラデーションが鮮やかです。焼き物にしても身離れが良く、これまた美味ですよ。

久々のホヤの入荷です。北海道で獲れる赤ホヤは肌が黄色くてデコボコした真ホヤと違い、磯臭さが無く食べやすいと評判です。
お刺身や酢の物で頂くととても美味しいです。
またこのホヤを塩辛にすると独特の風味が生きた、ホヤ好きにはたまらない珍味として人気があります。

黒鯛は「チヌ」と呼ぶ地域が多く、釣りの対象魚として代表的なものの一つですね。
値段も安くお手頃なのですが、やや磯臭さが気になるという方もいますので料理法には工夫が必要です。
同じタイ科で姿もよく似ている魚の王者「真鯛」と比べてしまうと、さすがに「チヌ」は分が悪いですね。

広尾でアブラボウズが揚がりました。
この魚1mを超える大きな魚で、名前の通りその身には非常に多くの脂が含んでいます。
刺身でももちろん美味しいのですが、火を通した方が脂がジュワッと溢れ出てとろける旨さになります。
値段も高めで市場にもあまり出回らない魚ですが、見かけましたら是非チャレンジしてみて下さい。その美味しさにびっくりしますよ。

タラバガニのメスは国内では乱獲により年々水揚げ量が減り、国の法令によって採捕が禁止されています。
国内で売られているメスのタラバガニは、ロシア産もしくはアラスカ産のものが多いようです。
タラバガニは、メスに比べるとオスの方が断然大きく、身もプリプリしていてジューシーです。しかしながらメスには高級珍味として知られる、「内子」や「外子」が入っているのが楽しみとなっています。